まほろば

住めば都

読んだ本 その1

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しずかな日々   椰月美智子

 

娘の赤本に出題されていて全部読みたくなったので購入。

 

”人生は劇的ではないとぼくは思う。

ぼくらは日々何かしらの選択をして生きている。

いろんなことがあって、これからもあるだろうけど、どんなこともしずかに受け入れていくのがぼくの人生で日常だ。

人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。”

 

小学5年生の1年間の出来事を機に「自分」を手に入れた男の子の物語。人は本当の幸せを人との関わりからしか得られない。そうして得た幸せは月日が経とうと色褪せることなく、思い出すことで自分自身を再び幸せにしてくれる優れた宝物なのだ。20代30代の若者に是非読んで欲しい。これから先、私の子供達にもそういう幸せと出会う時が来るだろう。それが楽しみで仕方ない。